筋電計測チュートリアル
[ Updated at 2019/08/30 ]
Bio-Informatics

はじめに

筋電(EMG)の計測方法を紹介します。

最適な手技という保証はしていないこと、不適切な用途での使用はしないこと、皮膚の過敏な方などには使用しないことだけご留意下さい。

 

用意するもの

List

計測手順

1. 標的とする筋部位の確認

この記事では、総指伸筋(Extensor Digitorum Communis; EDC)の筋電を取得したいと思います。

EDCの手軽な確認方法として、以下のように中指を動かし、動いている筋肉を探索する方法があります。

middleFinger

 

2. 皮膚表面の処理

続いて、皮膚表面の接触抵抗を落とし、ノイズの少ないデータを取るために、皮膚表面の処理をしていきます。

まず電極を貼り付けるEDCの皮膚表面をワンショットプラスで拭き、消毒します。

oneShot

次に、スキンピュアと綿棒を用いて、軽くこすり、皮膚表面の脂肪分を取り除きます。

skinPure

最後に、もう一度ワンショットプラスで、皮膚表面のスキンピュアを落とせば準備完了です。

3. 皿電極の固定

皿電極に綿棒でエレフィックスをすり切り分塗ります。

Elefix

この皿電極を先ほどの皮膚表面に取り付け、マスキングテープで固定します。

この時、プラス電極を近位(体に近い方)、マイナス電極を遠位(体から遠い方)に指1本分ほど空けて、取り付けます。

Phsyio_withMaskingTape

 

結果の確認

最後に、指を動かしたタイミングと、波形の振幅が増加するタイミングが一致しているか確認しましょう。今回の計測ハードウェアとしましては、EGI Netstation Geodesic EEG System多用途入力ボックスPhysio16を用いました。

左下の「手の動き」と上の「筋電波形」に注目すると、観察することができます。

umi-mori
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